カテゴリ:風景( 139 )

2016年 09月 05日
限界集落を訪ねる
山梨県のほぼ中央部、笛吹市の山間部にその集落はあります。
周囲を1000メートル近い山々に囲まれた芦川村(現在は笛吹市芦川町)。耕作地は山の斜面を切り開いて
作られた段々畑。標高が高く冷涼なため米作ではなく、麦や雑穀、野菜などを栽培しているそうです。ご多分に
もれず芦川村も高齢化が進み、65歳以上の人が村の人口の半数を占めるという、いわゆる“限界集落”に認定
されています。どんな山間僻地かと思いますが、意外にアクセスは良好。河口湖北岸の大石地区からだと車で
約20分です。

農産物直売所に車を置いて、村を歩きます。今でこそ屋根はトタン葺きになっていますが、かつては茅葺きの
家屋が軒を連ねていたそうです。集落の外れに一軒の古民家、藤原邸があります。兜造り、茅葺きの古民家で
築後300年以上たっているそうです。訪れた時は我々二人だけで、茶菓のご接待をいただきなら古老の話に
耳を傾け、ゆったりした時間を過ごしました。

まずは定番の河口湖から望むお山
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急峻な山肌に軒を連ねる芦川集落
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藤原邸の庭先はもう秋の風情
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囲炉裏の煙、いいですね
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山里の暮らしぶりが伝わってきます
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村内のあちこちに水路が走っています
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村の鎮守様、諏訪神社のご神木の大欅
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芦川沿いの蕎麦処で腹ごしらえの後、次の目的地新道峠(しんどうとうげ)へ向かいます。
村から水が沢林道を走ること30分、知る人ぞ知る富士山の絶景ポイントです。途中からは車の離合が難しいほど
狭い林道の突き当たりに数台駐車可能な場所があり、そこに車を置いて峠の展望台を目指します。整備された
山道とはいえ、カメラ2台をぶら下げての山登りはなまった体にはこたえました。15分ほどで第2展望台に到着。
眼下に河口湖の絶景が広がっていますが、残念ながら富士山には厚い雲が張り付いていてお姿は拝めず。
秋が深まる頃にもう一度訪ねてみたいと思います。

峠の入り口。ここから徒歩で登ります
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山道は整備されているので登りやすいです
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晴れていれば大パノラマが見られるのですが・・・
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by granpatoshi | 2016-09-05 07:00 | 風景 | Comments(2)
2016年 08月 10日
天の川、出現せず
ひと月前、山中湖で初の天の川撮影に成功して、再度そのチャンスを窺っていました。
しかしこの間、月齢の関係や昼間は晴天でも夜間に雲が出る予報だったり、所用が重なったりと、なかなか
行けませんでした。そして一ヶ月後、ようやくチャンスが巡って来たので山中湖へ。

夕方5時、湖畔に到着。まずはジェットボイルでコーヒーを淹れ、暮れなずむ山中湖と富士山を眺めながら、
至福のひととき。機材のセットが完了したら、娘から差し入れの焼き鳥をおかずにコンビニおにぎりを頬張ります。
さて準備万端、あとは暗くなるのを待つだけです。しかし、八合目付近の山小屋の灯りが点る頃には、上空に
うっすらと雲がかかり始めてきました。星空観察に欠かせないGPV気象予報では、この時間帯は雲は出ない
筈だったのになぁ。雲が切れてきたので天の川を探しますが、見えません。翌朝聞いた話では、もっと標高の
高い場所では見えた(撮影出来た)とのことで、どうやら場所の選定を間違えたようです。
地球の公転運動の関係で、天の川の出現場所は少しずつ移動しますが、今の時期、山中湖畔では見えにくい
のかもしれません。夜8時過ぎからはカメラの三脚が林立していましたが、夜半を過ぎるころには大多数の人が
撤収して、残っているのはほんの数人。しかしここまで粘ったのだから、せめて朝の赤富士を撮って帰ろうと
頑張りましたが、結局朝焼けも中途半端で狙っていたような写真は撮れませんでした。また来月、再挑戦です。

夕まずめ、ブラックバスを狙う
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日没直後、西の空に雲がかかり期待通りには焼けませんでした
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あと1時間で月が沈む。さて天の川は出るか
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天の川、出現せず
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午前2時40分、山頂へ向かうヘッドランプの列と満天の星空
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午前3時57分、空が明るくなってきた。寒いっす
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午前5時15分、朝焼けはこれが限度
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頂上ではご来光は拝めたのだろうか
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by granpatoshi | 2016-08-10 07:00 | 風景 | Comments(4)
2016年 08月 08日
猛暑襲来
夏の雲は実に雄大です。上層の風の流れを受けて刻々と変化する形は、見ていて飽きることがありません。
なかでも積乱雲は、自らの内部から湧き上がる上昇気流の影響で見る見るうちにその姿を変えていきます。
午前中の早い時間はまだ空気も澄んでいるので、真っ白な雲が夏らしさを演出します。コントラストを強調
するために、PLフィルターを使って空の碧さを強調してみました。
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by granpatoshi | 2016-08-08 07:00 | 風景 | Comments(2)
2016年 08月 06日
猛暑の真っ昼間
先日、ミニ遠征してハスカワが撮れたので、味を占めて今度は別の池へ。
朝から強烈な日差しが照りつけ、池の周囲は日陰がないのでこれはもう遊びを通り越して、苦行と言ってもいいでしょう。
ハスの根元にカルガモの親子がいます。なんでも二日ほど前に孵ったばかりだそうで、ハスの葉が影を落とす水面を
気持ち良さそうに遊弋していました。2時間ほど待ちましたハス池にカワセミは現れず、人も居ない。帰ろうと別の池の
傍を通り掛かると居ましたカワちゃん。しかし、子育てのせいか羽が傷んでボロボロ。気の毒なので撮影は遠慮しました。
結局、酷暑の炎天下で撮ったのはカルガモの親子と、上空を飛行する海上自衛隊の哨戒機だけ。真夏の真っ昼間、
そうそう簡単にハスカワが撮れるはずもなく、考えが甘かったです^^;。
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by granpatoshi | 2016-08-06 07:00 | 風景 | Comments(2)
2016年 07月 21日
僧、走る
お盆といえば8月15日に行事を行う地域が多いですが、関東では新暦の7月15日に行うこともあるようです。
ということで、15日に横浜・鶴見の総持寺に両親や祖父母の供養でお参りに行ってきました。ところが、です。
この日、神奈川県東部は猛烈なゲリラ雷雨に見舞われ、大雨洪水警報が出る始末。お寺の駐車場に停めるも
車から一歩も出ること能わず。隣接する大学の敷地から雨水が溢れ出てきて、タイヤが半分水没するほど。
「こりゃダメだ」と、撤収を余儀なくされました。普段、信心の薄い輩が殊勝な気持ちになったものだから、天も
驚いたのでしょうか^^;。

そして翌日、出直してお参りしてきました。せっかく来たのだから何かいい被写体はないかと、広い境内をブラブラ
していると目に止まるものがありました。若いお坊さんが法衣を翻しながら走る様です。しばらく様子を見ていて
何となく分かったのですが、若い僧ほど走って移動しているようです。これも修行の一つなのでしょう。
境内に祭られている観音像の前で、若い僧が声明の修行をしているところに出くわしました。後ろで先輩の僧が
見守っていましたが、厳しい言葉で指導していました。禅宗の中でも厳しい修行で知られる曹洞宗ですから、
こういう光景も日常茶飯なのかもしれません。
私のような凡人にはとても真似の出来ない生き方だと、畏敬の念を覚えたのでした。
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by granpatoshi | 2016-07-21 07:00 | 風景 | Comments(2)
2016年 07月 15日
現住所 “富士山”
朝焼けの富士山を望遠で撮ってみました。
いわゆる「赤富士」ですが、赤く焼けるのは日の出から30分位がピーク。太陽の高度が低い時間帯が狙い目です。
7合目付近に集中する山小屋から、山頂に向かうギザギザの線は登山道。夜中に山小屋を出発し、ご来光を仰ぐ
登山者のヘッドランプの列が続く山道です。
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赤富士を撮り終えて感動に浸っている頃、鳥たちも活動を始めました。
割と見かける機会の多い鳥たちですが、「富士山の麓に住んでます」と聞くと、どこか神々しさを感じるのは
気のせいでしょうか^^。

朝焼けの湖面を飛び立つカワウ君
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イワツバメがご挨拶
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コムクドリのつがいがお山を眺めていました
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まっしぐらに富士山に向かって飛んでいったアオバト
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by granpatoshi | 2016-07-15 07:00 | 風景 | Comments(2)
2016年 07月 11日
朝焼けの富士

午前3時過ぎには天の川は星々の中に消えていき、すっかり見えなくなりました。
さて、次のステージに備えて車の中で仮眠です。スマホの目覚まし時計に起こされて車外に出ると満天の星は
姿を消し、黎明の光の中にお山がクッキリ浮かび上がっています。日の出は午前4時30分。やがて8合目付近に
朝日が差し込み始め、赤く染まってきました。太陽が高度を増すにつれ、赤く焼けた富士山が湖面に映り込み、
「赤富士」と「逆さ富士」の共演です。「逆さ富士」は河口湖が有名ですが、山中湖のそれもなかなか^^。
ひとしきり撮影したのでここいらでコーヒーブレーク。ジェットボイルで湯を沸かし、ドリップコーヒーを淹れます。
朝焼けの逆さ富士を見ながら飲むコーヒーの味は格別でした^^。

午前4時04分
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午前4時04分
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午前4時30分
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午前4時36分
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午前4時36分
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午前4時42分
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午前4時44分
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午前4時51分
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午前4時53分
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午前7時49分
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by granpatoshi | 2016-07-11 07:00 | 風景 | Comments(4)
2016年 07月 09日
天の川
7月7日午前0時、自宅を出発。深夜の東名高速をひた走り、山中湖を目指します。
そう、今日は七夕。七夕といえば天の川(発想が単純^^)。午前2時、湖畔に到着。車から降りて夜空を仰ぐと満天の星。
都会の空では絶対に見られない星の多さに圧倒されます。富士山の南側にうっすらと天の川が見えています。さっそく
機材をセットして撮影を開始。自宅を出る前にカメラの撮影設定は完了しているので、あとはシャッターを押し続けるのみ。
ファインダーで覗いても星は見えないので、肉眼で見当をつけた方角にレンズを向け、少しずつアングルを変えながら
撮影を続けます。やがて時間の経過とともに天の川は色が薄くなり、星々の間に溶け込んで消えていきました。

天の川をじっくり見た(=撮影した)のは初めて。大感動です
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山小屋の灯りの列の間をぬって、御来光を見るため富士山頂を目指す登山者のランプの明かりが光の帯になっています
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水平に流れる点線は飛行機の航跡です
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全天を覆う星々
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天の川はほとんど見えなくなりました
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レンズが24-105ミリF4なので星空写真用としてはちと暗い。必然的にISO感度を上げ、弱い光を取り込むために
シャッターを開ける時間もかなり長くしての撮影なのでノイズてんこ盛り。ISOを下げて長時間露光すると星の軌跡が
流れて点になりません。やはり星空写真には明るいレンズが必要です。しかしまあ“天の川初心者”としては、まずは
こんなところかなと自己満足にひたったのでありました^^。

by granpatoshi | 2016-07-09 07:00 | 風景 | Comments(6)
2016年 07月 07日
富士山の雲
富士山上空に出現するレンズ雲や吊るし雲を期待して山中湖へ。
撮影ポイントに到着して富士山を眺めると、中腹から山頂にかけて雲が巻いています。しかし、その雲の動きが
遅い。気象条件は悪くないのですが、上空にもう少し風速がないと特殊な雲は発生しません。

単独峰の富士山周辺は風の影響で雲の様子は刻々と変化します。
「お、山頂に雲がかかった」・・・しかし見る見るうちに形が崩れて流れていきます。これの繰り返しで、願っている
ような特殊な雲は出ませんでした。こうなったら次の狙いは夕焼け狙い。日没前後の斜光が富士山の山腹を
赤く染める現象です。しかしこの日は地平線付近に厚い雲の層があって、期待したほどには焼けませんでした。

富士山を仰ぎ見ながら過ごす時間はまさに至福の時。桜の木に野鳥のイカルがサクランボを食べに来たり、
眼下をホトトギスが鳴きながら飛んだりと、雲待ちの間も退屈することがありません。気象条件を見ながら再
チャレンジしようと思います^^。

山頂にかかる雲の塊。笠雲の前兆でしたが・・・
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富士山の西側は青空が見えていましたが、東側はドン曇り
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白い塊は雨です
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だいぶ日も傾いてきました
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湖面が染まりました
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中腹から山頂にかけてホンノリ焼けたけど、薄いなぁ
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頂上にかかる雲はしっかり焼けました
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点々と見える光は山小屋の灯りです
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by granpatoshi | 2016-07-07 07:00 | 風景 | Comments(4)
2016年 06月 21日
ストロベリームーン
「いちご月? 何だそりゃ」ですね^^。
アメリカ先住民の間では、イチゴの収穫を迎える6月の満月をそう呼ぶんだとか。
国立天文台によると、一年のうちで太陽の位置がもっとも高くなるこの時期、
逆に満月は地平線に近くなる。夕日が赤いのと同じ現象で昇ってきた月も赤く
見えるのだそうです。
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by granpatoshi | 2016-06-21 07:00 | 風景 | Comments(0)