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2013年 07月 29日
フライト・ドキュメント「嵐の中の着陸」
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定刻より15分遅れて北九州空港を離陸したスターフライヤー88便は、一路羽田空港に向けて順調に
飛行を続けています。高度9千メートルから見下ろすと、下はべったりと雲に覆われ、あちこちで積乱雲が
発達中。紀伊半島を越えて遠州灘に入ると、飛行機は徐々に高度を下げ始めます。
羽田空港に北と南からの到着便が集中する時間帯だと飛行機の間隔調整のため、西日本からの便は
御前崎付近で南に変針させられ、極端な場合は伊豆七島の南まで南下してから北上することもありますが、
今日はほぼ直線飛行で羽田に向けて降下していきます。

伊豆半島下田の上空を経て相模湾に入ると、陸地側の空に厚く張り付いている雲の塊からさかんに
稲光が発生し、夜目にも雲の形がハッキリ見えます。座席モニターで航跡を見ると、飛行機は館山付近から
房総半島を縦断しながら北上。このまま進めば、今日の着陸はB滑走RW22のようです。
さらに北上を続け、千葉市付近まで来てそろそろ左へ変針だなと思っていた矢先、エンジン音が急に高まり
上昇しながら右旋回。静かな客室に甲高いエンジン音が響きます。

雲の中に入ったので地上の明かりはまったく見えません。飛行機は千葉県四街道付近で右180度旋回、
今度は南下します。「操縦室からの連絡では、羽田空港の天候急変により、着陸滑走路が変更になりました。
皆様のご到着が遅れますことをお詫び申し上げます」と機内アナウンス。旅を急いでいる人には申し訳ない
けれど、私は内心ニッコリ^^。このまま天候不良が続いた場合、もしかしたら成田空港へダイバートするかも
しれないと、不謹慎な期待が頭をもたげます^^;。

九十九里の海岸線を左に見ながら更に南下を続け、房総半島中央部で右に変針。木更津を経由して最終
着陸コースに乗ります。高度300メートルまで降下してもまだ雲の中で、地上の明かりは見えません。
機体は上下に小刻みに揺れ続け、気流の激しさが伝わってきます。コックピットは緊張の連続でしょう。
飛行機が東京湾にさしかかるとようやく雲の切れ間から地上の明かりが見え始め、同時に機体を打つ雨の
音が激しさを増してきました。
少々の雨であれば、機体に降り注ぐ雨は気流に押し流されて窓にかかることはありませんが、今日は激しい
水流が窓を覆っています。やがて左斜め前方に京浜工業地帯の工場の明かりが見え始め、ついに滑走路端
を通過。スターフライヤー88便は羽田空港C滑走路RW34Rに無事着陸しました。

成田空港へのダイバートは夢と消えましたが、滝のようなゲリラ豪雨の中での着陸は初めての経験。
予定時間よりも20分遅れての到着でしたが、私には「20分長く飛行機に乗れて良かった(^^)/」という、
いかにも“ヒコーキ・オタク”っぽい余韻にひたりながら空港を後にしたのでした^^。

これがその時の飛行経路です
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by granpatoshi | 2013-07-29 13:17 | 飛行機 | Comments(8)
2013年 07月 26日
抵抗を減らす装置
城南島は羽田空港の北側に位置し、すぐ目の前を東京港に出入りする船が数多く通り過ぎます。
私は飛行機はもちろんですが、大海原を航海する船もロマンがあって好きです^^。
その魅力はというと、さしずめ飛行機は機能美、船は構造美といったところでしょうか。

ところで、飛行機は飛行中に空気抵抗を受けます。船の場合は造波抵抗と呼ばれる波が発生します。
いずれも速度や燃費を損なう原因となるので、それぞれに工夫が凝らされています。飛行機の場合、
抵抗を抑制する装置として代表的なのが翼端に装着されたウィングレット、船ではバルバス・バウと
呼ばれる船首の喫水線直下部分に装備された球状の突起。
ウィングレットもバルバス・バウも、本来の目的もさることながら、私は飛行機や船の外観を印象づける
装置としても、とても有効だと思います。要するに「カッコいい」ということですね^^。
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所用のため3日間ほど留守にいたします。いただいたコメントへの返信が遅くなりますが、ご容赦ください m(_ _)m。

by granpatoshi | 2013-07-26 00:10 | 飛行機 | Comments(6)
2013年 07月 24日
雷雲接近
昨日の関東南部は午後から天候が急変、目黒区や世田谷区では1時間に100ミリという猛烈な
ゲリラ豪雨となりました。
午後3時半、自宅ベランダから南東の方を眺めると空が白く霞んでいます。北の空は真っ暗。
程なく雨が降り始めました。雨脚はだんだん強くなり、ベランダにも吹き込んできます。
雨雲レーダー『東京アメッシュ』を見ると、強烈な雷雲が我が家の上空をかすめるように南下中。
急いでカメラを取り出し、雷雲の様子をパシャッ。雷雲は見ている間にも刻々と形を変え、東から西へ
流れていきます。稲光が走り、まるでスペクタクル映画のワンシーンを見ているようでした。
人間の力では如何ともし難い、強大な自然のエネルギーを感じた午後でした。
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by granpatoshi | 2013-07-24 11:15 | 風景 | Comments(4)
2013年 07月 22日
コアジサシとの対話
古代ハスの池でヨシゴイを待っていると、頭上を数羽のコアジサシが飛び回っています。
1羽のコアジサシがすぐ近くまで飛んできて、話しかけてきました。

「えっ、この暑いのに神奈川県から来たの」
「はい、ヨシゴイを撮りに^^」
「そりゃご苦労様」
「じゃサービスで近くを飛ぶからさ、しっかり撮ってよ」
「ありがとうございます。頑張ります」・・・

この夏は地元の多摩川でも何度かコアジサシを撮影しましたが、この池のコアジサシは
とてもフレンドリー^^。すぐ真上でホバリングしたり、目の前で小魚を捕まえたりとサービス
満点。しまいには噴水の中を横切る芸当まで見せてくれたのでした^^。
子育ても終わり、秋口には南半球へ旅立つのでしょうか。また戻って来いよ~(^^)/。
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by granpatoshi | 2013-07-22 00:05 | 野鳥 | Comments(4)
2013年 07月 20日
カワセミと根比べ
カワセミもこの時期は一番子の子育ても終わり、本来の生活パターンに戻ったようです。
傷んだ羽が子育ての苦労の跡を物語っているようです。お立ち台に止まってもまったり
している時間が長く、飛び出しの瞬間を息を詰めて待っている人間の方が根負け。
気を抜いた瞬間、飛ばれる・・・よくあるパターンです^^;。
カワセミの飛びモノはお立ち台からの飛び出し、水中への飛び込みと飛び出し、そして
食後の水浴びと、いろんなバリエーションが楽しめるので何度撮っても飽きません。
この池は抜けた背景に草の緑が入るので、開放で撮ると綺麗な写真になりました^^。
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by granpatoshi | 2013-07-20 09:00 | カワセミ | Comments(8)
2013年 07月 18日
ツバメの飛びモノにチャレンジ
桜カワセミの季節は大勢のカメラマンで賑わうこの池も、今の時期は閑散としています。
今日の舞台を勤めるのはカワセミとツバメ。同じ水絡みでも両者はまさに“静と動”。
で、まずは「動」を演じるツバメの飛びモノに挑戦です。岸辺の葦や草が水面に写り込んで
背景がグリーンになり、これ以上の舞台装置はありません。
しかし高速で激しく飛び回るツバメをジャスピンで捕らえるのは至難の業。加えて曇天で
シャッター速度が上がらず、被写体ブレのカットを量産したのは言うまでもありません。
水絡みの飛びモノ撮影に関して、私のこれまでの拙い経験でもツバメはダントツで難しいと
感じました。まぐれ当たりで何とか撮れた写真をアップします^^;。
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by granpatoshi | 2013-07-18 10:06 | 野鳥 | Comments(6)
2013年 07月 16日
水遁の術 ヨシゴイ
猛暑の中、埼玉県東部の調節池へヨシゴイ撮影に行ってきました^^。
池の岸辺近くに古代ハスの群生があり、ヨシゴイはハスの茎を両脚で掴んで水面を
窺っています。水面近くに浮かび上がってくる水生生物を狙っているのでしょう。
茎から茎へと器用に移動しながらのハンティングは、ヨシゴイ独特の仕草ですね。
また水面に広がったハスの葉の上を歩き回って、小魚などを狙っている様はまるで
水辺の忍者^^。水中の茎が丈夫なせいか、体重もそこそこありそうなヨシゴイが
葉の上に乗っても沈むことなく、しっかり支えています。
ハスに絡むのはカワセミだけではありません。ヨシゴイも絵になりますね^^。
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by granpatoshi | 2013-07-16 07:00 | 野鳥 | Comments(6)
2013年 07月 14日
海水を飲む鳩 アオバト
神奈川県大磯町の照ヶ崎海岸に、アオバトが海水を飲むために丹沢山塊から集団で飛来します。
海水を飲むとは常識では考えられない不思議な習性ですが、これはアオバトが主食としている木の実に
塩分が含まれていないので、ミネラル分を補給するために海水を吸飲すると考えられています。
小さい集団で10羽位、大きな集団だと数十羽のアオバトの群れが次から次へと飛来し、岩の上で海水を
飲んでいます。
この日は台風7号の余波で相模湾はうねりが高く、岩礁に打ちつける大波がアオバトたちに襲いかかります。
一瞬、逃げ遅れて波に呑まれたかと思いきや次の瞬間、白く砕け散る波しぶきの中からアオバトが必死で
羽ばたいて飛び出してくる姿は感動ものです^^。
森の中では見かけるのが難しいアオバトですが、この渚では夏の風物詩となっています。
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by granpatoshi | 2013-07-14 00:05 | 野鳥 | Comments(12)
2013年 07月 12日
猛暑お見舞い申し上げます
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連日35度を超える猛暑日が続いています。
この暑さでは撮影に出かけるのも億劫になります(と言いながらも出かけていますが^^;)。
今年の夏は、避暑を兼ねて富士山2合目から5合目あたりで集中的に鳥撮りを考えていたのですが、
お山が世界文化遺産に登録されたことで7月12日から9月1日まで、富士山スカイラインは一般車の
乗り入れが出来なくなり、私の夏の過ごし方も予定が狂ってしまいました。
さてどうしたものか、いろいろ思案中です。

ここで一句
You might ! oh, more head, today’s hot fish
ゆー まいと おー もあ へっど きょうの あつ さかな
言うまいと 思えど今日の 暑さかな 

冬バージョンはこちら^^
You might ! oh, more head, today’s some fish
言うまいと 思えど今日の 寒さかな

もう一句、涼感あふれるやつをば^^
Full care ! Cowards to become with not

えっ、暑さが増した?・・・こりゃまた失礼いたしましたっ^^;

by granpatoshi | 2013-07-12 00:05 | 生活 | Comments(2)
2013年 07月 10日
何とか間に合ったサンコウチョウ
そろそろサンコウチョウのシーズンも閉幕間近と思い、猛暑の中、杉林へ出撃してきました。
数日前に巣立ちしたばかりのヒナたちは、まだ飛翔力が弱いため自分でエサを捕るのは出来ないようで、
巣の周辺の込み入った枝の中で親鳥からの給餌を待っています。警戒心の強いオスはなかなかヒナの
近くに寄ってきませんが、さすが「母は強し」です。何度もエサを運んで来ては、ヒナに給餌していました^^。
何とかオスが給餌するところを撮りたかったのですが、あまりの暑さにギブアップ。取りあえずはオス、メス、
ヒナの姿を撮影でき、最後はヨロヨロになりながらの撤収と相成りました^^;。
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by granpatoshi | 2013-07-10 20:13 | 野鳥 | Comments(6)