タグ:入院手術 ( 1 ) タグの人気記事

2017年 05月 04日
生還報告
b0184848_1517966.jpg

2週間の入院生活を終え、先週末に退院して参りました。まだ長時間起きていると傷跡の痛みや目眩がするので、
長時間の屋外活動は無理のようです。
さて私が受けたのは「頭蓋内微小血管減圧術」という手術。耳の後ろを8センチほど切開し、頭蓋骨にドリルで
穴を開け、小脳下部の脳幹にアクセスして三叉神経(第2枝)に触れている動脈を引き離し、間にスペーサーを
入れて神経と動脈が触れないようにするものです。

b0184848_15182018.jpg

手術当日9時10分に手術室に入ると、執刀医助手、麻酔科医、手術室看護師など何人かのスタッフが準備を
しています。麻酔科医から手術台に横になるよう言われ、まさに“まな板の鯉”。痲酔マスクをあてがわれ、
「30秒もしないうちに痲酔が効いてきます」と言われ、次に目が覚めたのはICUのベッドで、この間6時間は
まったく意識がありません。しかし痲酔が覚めると同時に猛烈な頭痛と吐き気。口には酸素マスクがあてがわれ、
左腕には降圧剤や栄養剤などの点滴、右腕には血圧測定器、胸と足には心電図の電極が取り付けられていて、
身動きもままなりません。朦朧とした意識の下、自分でも「とんでもないことになっているなぁ」と思いました。

翌日昼前、ICUから病室に移されましたが、相変わらず頭痛と吐き気、目を開けると目眩に悩まされ、ベッドに
横になったまま。この状態で3日目の朝を迎え、少し頭痛と吐き気は収まってきました。回診にやって来た
脳神経外科部長が、術後3日目くらいから段々良くなってくるから大丈夫と言われましたが、本当にその通りで
苦痛も少し薄らいできました。術後4日経ち、5日経ち、この頃からようやく食事も取れるようになってきました。
問題はトイレ。まだ独りでは行けないので、その都度ナースコール。それにしても看護師の皆さんは偉い。
真夜中だろうが何だろうがボタンを押せば直ぐに来てくれ、こちらの要求を満たしてくれます。「献身的」という
言葉はあの人たちのためにあるといっても過言ではないでしょう。

手術から10日が過ぎる頃には点滴棒を杖代わりに単独での歩行許可も出て、ようやく退院の日を迎えた次第
です。自宅に戻っても長時間の外歩きは無理で、せいぜい30分が限度。この分だと、カメラを抱えて外歩きが
できるのはもう少し先になりそうです。随時更新とさせていただきます。

by granpatoshi | 2017-05-04 15:29 | 生活 | Comments(22)