2018年 11月 13日
セカンドオピニオン
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今回は私が心臓の手術に至った経緯について記したいと思います。

今年7月上旬のある日の夕方、突然猛烈な寒さと悪寒に襲われました。
真夏にもかかわらず電気毛布を使おうかと思ったほどの寒さ、もう“ガクブル”状態です。
あいにく体温計が所在不明で体温は測れませんでしたが、恐らく40℃を超えていたと思います。
翌朝一番で近くの総合病院を受診したところ、急性の「腎盂腎炎」と診断されました。抗生剤の点滴を受けて
帰宅しましたが、夜再び同じような症状。夜間救急を受診するとそのまま緊急入院となりました。

入院中にレントゲン、MRI、CTなどの検査を受け、抗生剤の点滴で症状も落ち着いた頃、主治医の内科の
先生から症状について説明したいので家族が来院するようにとのことで、家内と一緒に説明を受けました。
そこで聞いたのは、あなたは「大動脈瘤」という心臓病に罹っていて、瘤の大きさは50ミリと言われました。
「大動脈瘤と言われても、心臓にはまったく自覚症状はありませんが・・・」
「はい、この病気はそういう病気です。瘤が破裂するとほとんど助からない事が多いです」

ということで、診療科目が内科から心臓血管外科へハンドオフされました。
更に検査が必要ということで再度MRI、心エコーなどの検査を受け、心臓血管外科医の診察を受けました。
病名は「解離性大動脈瘤」。瘤の大きさから考えて今すぐ手術ということでもないので少し様子を見ましょうと
言われ、3ヶ月後の10月上旬に診察予約して退院しました。これまでの人生で心臓病としての自覚症状は
まったくなかったので、何かキツネにつままれたような気分でした。
今後は様子を見ながら、手術が必要になったら自分としては最初に病気を見つけてくれたこの病院で受ける、
と思っていたのですが家族(家内、娘2人)から「セカンドオピニオン」で別の病院でもう一度検査を受けるべきと
強く言われました。

そこで思い切って大動脈瘤では有数の手術実績がある病院の検査の予約を取りました。
9月半ばに一日がかりの検査を受けた後、家族ともども院長先生から説明を受けました。
「あなたの動脈瘤の大きさは52ミリ。これはもう十分に手術適応の状態です」
「もう少し様子を見るという猶予はあるのでしょうか」
「何を言っていますか、瘤が破裂したら恐らく救命は難しいでしょう」
もうションボリです。
「手術日は10月10日で取れます」「その前に検査入院は9月23日から」・・・。
あれよあれよという間に検査入院から手術日まで決まってしまいました。

結局、大動脈瘤だけでなく大動脈弁閉鎖不全という心臓弁膜症まで判明。
のんびり構えていたら、もしかして取り返しの付かない事になっていた可能性もありました。
結果としてセカンドオピニオンを受けて良かったと納得したのでした。

長文になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。(心臓病の項、終わり)

# by granpatoshi | 2018-11-13 11:08 | 生活 | Comments(3)
2018年 11月 09日
心臓手術が終わってみて
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退院して十日あまりが経ちました。この間、ブログにはたくさんの方から励ましのコメントをいただきました。
あらためて御礼申し上げます。

それにしても、まさか自分が心臓病になるとは思いもしないことでした。
大動脈瘤という病気はまったく自覚症状がありません。“サイレントキラー”と言われる所以です。主な原因は
動脈硬化だそうですが、動脈硬化を起こす要因として高血圧、喫煙などが考えられるそうです。私の場合は
両方とも当てはまり「なるほど、図式通りだなぁ」と妙に感心したものです。

私の3つの心臓疾患のうち、「上行大動脈瘤」と「解離性大動脈瘤」に関しては人工血管置換術という手術でした。
動脈硬化を起こしてボロボロになった血管を人工血管に置き換えるというものです。
もう一つの「大動脈弁閉鎖不全」は心臓弁膜症の一つで、心臓から送り出した血液が弁が完全に閉まらないため
心臓に逆流する症状で、放っておくと心肥大となり、やがて心不全を起こすそうです。
外科的治療としては2つ。1つは人工弁に付け替えるというもので、これは約10年に一度交換する必要があり、
加えて血液が凝固しやすくなるそうです。血液が固まると血栓が出来、それが心臓に飛ぶと心筋梗塞、脳に飛ぶと
脳梗塞を起こします。それを予防するために抗凝固剤を一生飲み続けなければなりません。
もう一つの方法は自分の弁を再生させる方法で、こちらは手術に要する時間はかかるものの安全。医師の薦めも
あり、もちろん後者を選びました。

手術は体温を20℃位まで下げ、一時的に心臓の動きを止めて人口心肺装置で血液と酸素を体内に送り込んで
行われます。私自身は麻酔で眠っているので自分の身体に何が起きているのかまったく覚えがありませんが、
術前に執刀医からそのような説明がありました。

心臓血管外科医の卓越した技術、患者にハートで寄り添う看護師、患者の早期の自立を促す理学療法士など、
多くの人に支えられて退院できました。まだしばらくはカメラを持って出かけることは出来ませんが、焦らず
しっかりリハビリを行って体力回復。手術の傷跡が完全に治るのを待ってからの復帰となります。
さて、そろそろウォーキングに行ってくるとしますか・・・^^。

# by granpatoshi | 2018-11-09 15:16 | 生活 | Comments(8)
2018年 11月 04日
《心臓手術からの生還》
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皆さま、長い間ご無沙汰しておりました。
このたび無事心臓手術を終え、10月28日に退院して参りましたのでその報告です。
あ、大丈夫です、“エグい”部分は記述しませんのでご安心ください^^。

◆10月9日入院。
手術を翌日に控え、病室に麻酔科医師、手術室看護師、薬剤師など関係する人たちが手術の説明に来て
くれますが、すべてが理解できたわけではなく、どこか他人事のようにも感じられました。

◆10月10日手術当日
午前8時、家族に見送られて手術室へ。手術台に横たわるとさすがに緊張してきました。
まず最初に手の甲に点滴針を刺しますが、これが痛いのなんの。私は採血や点滴で腕に針を差されるのには
慣れていましたが、手の甲への点滴針は痛いです。両手の甲に4本の点滴針が刺さったことでついに観念しました。
ここまではしっかり意識がありましたが、覚えているのは麻酔医が「すぐに眠くなって意識がなくなりますよ・・・」まで。
次に気がついたのは翌11日の朝7時半、場所はACU(集中治療室)1。後で主治医から聞いた話では9時間半にも
及ぶ「大手術」だったそうです。

喉の奥、肺の入り口まで気管が挿入されているので喋ることが出来ません。午後になって気管が外されましたが
自力呼吸が出来ないので、フルフェースに近い酸素マスクが装着されています。この頃になってようやく意識が
少し戻ってきましたが、頭の中はまるで霧の中。家族の面会は15分間だけ。家内や娘達からの問いかけに僅かに
うなづく程度です。

しかしその後は先生も驚くほどの回復ぶりで、短時間ですがベッドに腰掛けたりイスに座ることが出来るように
なりました。
ACU1での治療で少しずつ回復してきたのでACU2へ移動。理学療法士による歩行訓練を開始。最初は雲の上を
漂うようにフワフワした感じでしたが、リハビリを重ねるうちに自分の足で歩いている感覚が戻ってきました。
ACU2でも順調な回復ぶりで、身体のあちこちに入っていた管も少しずつ取れてきました。結局集中治療室では
10日間を過ごしましたが、主治医の先生からは順調な回復ぶりを褒めていただきました。

◆10月20日~
集中治療室から一般病棟へ。まずはそげ落ちた筋肉を少しでも取り戻すべく、病棟内の廊下で歩く訓練を開始。
最初400メートルから始めてついには連続して1200メートルまで歩くことが出来るようになりましたが、かなり
きつく息が上がります。
入院前は10キロ近い機材を担いで公園の丘を登ったりしていたことが信じられません。

◆10月28日退院
入院から19日目に退院することができました。まだ切開した胸部周辺の傷の痛みや関連痛として肩甲骨周辺の
痛みに悩まされていますが、主治医の先生も歳の割には回復が早く、切開した傷の治りも早いと太鼓判を押して
くれました。

因みに私の病名は「上行大動脈瘤」「慢性大動脈解離」「大動脈弁閉鎖不全」の3つ。なかでも「上行大動脈瘤」は
“サイレントキラー”と言われ、まったく自覚症状はありません。瘤が破裂するとほとんど救命は出来ないのだとか。

退院後は「ふくらはぎ」や「太もも」を鍛えるべく自宅周辺で歩行訓練を行っています。
絶好の撮影シーズンですが、まずは軽装備でフィールドに出かけられることを夢見てリハビリを頑張っています。

長い駄文を最後までお読みいただきありがとうございました。
今後は折に触れて何かトピックスがあればアップロードして参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

# by granpatoshi | 2018-11-04 14:05 | 生活 | Comments(24)
2018年 10月 06日
いよいよ来週・・・
羽田空港第2ターミナル展望デッキからの眺望はいつ見てもベリーグッド^^。
目の前には東京湾が広がり、晴れて視程が良いと対岸の千葉辺りまでクッキリ見えます。
C滑走路を離着陸する飛行機が順光で撮れるので、クリアな写真が撮れます。
午後も1時を過ぎると太陽の位置が少し下がって斜光線になってくるので、陰影が出て
写真にメリハリがつきます。日がな一日ノンビリ過ごすのにも最適な2タミです^^。

プラット&ホイットニー社製のエンジンから出るジェットブラストの奔流が凄い
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私が好きなエアバスA321neo(New Engine Option)
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ミュンヘンまで11時間40分のフライトです
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私は勝手に“もみじ饅頭”と命名しております^^
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垂直尾翼のメープルリーフが効いてます
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両翼がしなって空気をしっかり掴んでいます
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東京都大田区御用達
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君たちはまだ頑張っていたのか^^
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さて一週間延期された心臓の手術がいよいよ来週に迫って参りました。
以後、入院生活が続きますので当ブログもこの回で一旦休止いたします。
退院してカメラを手に出かけられるようになるのはだいぶ先だと思いますが、
それを励みに療養に励みます。

# by granpatoshi | 2018-10-06 07:00 | 飛行機
2018年 10月 03日
レトロ塗装のルフトハンザ
ルフトハンザの羽田~フランクフルト線の機材はボーイング747-8ですが、たまにレトロ塗装の機体
(登録番号D-ABYT)がやって来ます。
ルフトハンザはサッカー・ワールドカップ優勝や顧客満足度NO,1獲得など、何か喜ばしいことがあると
特別塗装を施した機体を飛ばしますが、このレトロ塗装はルフトハンザ創立60周年を記念して、
1970年代から1980年代の塗装をリバイバルさせたもの。
あまりゴテゴテしていなくて単純明快、いかにもドイツの航空会社らしい質実剛健風(?)なデザインが
好感が持てます。最新の機材にレトロな塗装、なかなか味なことをやりますルフトハンザ^^。
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# by granpatoshi | 2018-10-03 07:00 | 飛行機 | Comments(0)