2015年 08月 05日
国際宇宙ステーション「きぼう」を撮影する
油井亀美也飛行士が搭乗する国際宇宙ステーション「きぼう」が、日本の上空を通過するということで、その撮影にチャレンジ。
といっても、超望遠レンズを使った撮影ではなく、広角レンズを使ってのコンポジット(合成)撮影。JAXAのホームページで
調べると、関東での見え方は19時30分30秒・方位250度(西南西)・仰角10度→19時33分30秒・方位319度(北西)・
仰角41度→19時36分30秒・方位34度(北)・仰角11度となっています。

そそくさと夕食を済ませ、19時頃からスタンバイ。星空撮影用にカメラの設定をいじくり、テスト撮影を繰り返します。使用レンズ
EF24-105㎜ F4L IS USMのワイド端を使い、絞り:開放、撮影モード:マニュアル、ISO感度:640、シャッター速度:1秒。
記録画質:JPEGの設定です。

19時30分30秒から撮影開始。肉眼では見えないけれど、おおよその勘で視界から消えたと思われる19時32分50秒までの
間に98コマ撮影し終了。早速PCに取り込んで、コンポジットソフトを使って98枚の写真を合成すると、「おぉ、写っていました^^」。
しかし、実はイメージとちょっと違っている。「きぼう」の光跡が点線になっているのです。
これはシャッター速度の選択ミス。1カットの露光時間をもっと長くすれば、光跡が1本の線となって伸びている筈。もうひとつの
ミスはミラーアップしていなかったので、いくらケーブルレリーズを使ってもミラーの振動で、地上の景色がブレてしまったこと。
国際宇宙ステーション「きぼう」を撮影する_b0184848_10381888.jpg

まあ反省点は多々あれど、地上から400キロ上空を飛行する「きぼう」の光跡が写っていたことに感激した次第です^^。

実は画面の右端、中ほどにもう一つ光跡が写っています。これ、何だろう?これも衛星?

by granpatoshi | 2015-08-05 07:30 | その他 | Comments(0)
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